学術大会開催概要
Overview

1.名称

第31回福岡県理学療法士学会

2.会期

2022年2月13日(日) オンラインを含めたハイブリット開催を予定 WEB開催

※このたび、COVID-19の感染状況を鑑みて、開催方法をwebのみで開催することが決定いたしました

3.学会長挨拶

第31回福岡県理学療法士学会開催にあたって
学会長 河上 淳一
(九州栄養福祉大学)

会員の皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
本学会は、対面とWeb形式でのハイブリッド開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度に続いてWeb形式学会に決定しました。本学会の準備は、開催方法の検討や変更に伴い、様々な議論をする必要がありました。長期にわたり開催運営にご尽力くださった方々に感謝申し上げます。

本学会のテーマは「理学療法の再考」とさせて頂きました。近年は情報化や科学技術の発展で、理学療法の学術面が飛躍的に進化しました。発展した学術面から対象者を考えることは重要ですが、対象者の視点で学術面を考えることも重要ではないでしょうか。本学会では、発展してきた学術面に対し、様々な視点から「理学療法の再考」を行える学会企画を用意しました。
特別講演は、東北大学病院の村木孝行先生に「整形外科疾患の再考」、群馬大学の山上徹也先生に「認知機能に対する理学療法の再考」を依頼させて頂きました。理学療法士は、運動療法と物理療法の専門家です。本講演で疾患および機能を再考し、新たな研究の視点や臨床での理学療法の発展に繋げて頂ければと考えています。
教育講演では、理学療法研究の原点を再考するとの思いから「理学療法研究のすゝめ-症例報告編-」を企画致しました。症例報告はすべての研究の入り口です。自身の臨床を振り返り、幅広い対象者の理学療法に適応させるためにも、症例報告の意義と手続きを学んで頂きたいと考えています。
ランチタイムセミナーでは、「がん理学療法を再考する」と「高齢化社会における理学療法」を企画しました。通常のランチョンセミナーとは異なり、専門性の高い演者と座長が座談会形式にて会を進行することで、活発な意見交換をご覧頂ける予定です。
シンポジウムは、「下肢関節疾患の再考」と「理学療法の再考」を企画しました。下肢関節疾患の再考は、理学療法士の必須知識であるバイオメカニクスを学ぶ機会を提供します。また、知識だけでなく、臨床に活かす知恵の提案も頂けると思います。理学療法の再考では、分化学会から一般社団法人に生まれ変わった全12学会の役員により、これまでの学会や理学療法を再考し、これからの進むべき道を示して頂きたいと考えています。
最後に、一般演題は81演題がエントリーされました。過去同様に、優れた演題に対しては優秀演題セッション・YIAセッション・Case Report Awardセッションを用意しています。各演題や講演に対してはWeb形式らしい意見交換の方法を提案する予定です。是非、新型コロナウイルス感染症でWeb形式になった学会ではなく、新型コロナウイルス感染症のおかげで新しい学会の形が創造された学会にしていきましょう。

理学療法福岡35特別号一般公開用.pdf

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第31回福岡県理学療法士学会

2.会期

2022年2月13日(日) オンラインを含めたハイブリット開催を予定 WEB開催

※このたび、COVID-19の感染状況を鑑みて、開催方法をwebのみで開催することが決定いたしました

3.学会長挨拶

第31回福岡県理学療法士学会開催にあたって
学会長 河上 淳一
(九州栄養福祉大学)

会員の皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
本学会は、対面とWeb形式でのハイブリッド開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度に続いてWeb形式学会に決定しました。本学会の準備は、開催方法の検討や変更に伴い、様々な議論をする必要がありました。長期にわたり開催運営にご尽力くださった方々に感謝申し上げます。

本学会のテーマは「理学療法の再考」とさせて頂きました。近年は情報化や科学技術の発展で、理学療法の学術面が飛躍的に進化しました。発展した学術面から対象者を考えることは重要ですが、対象者の視点で学術面を考えることも重要ではないでしょうか。本学会では、発展してきた学術面に対し、様々な視点から「理学療法の再考」を行える学会企画を用意しました。
特別講演は、東北大学病院の村木孝行先生に「整形外科疾患の再考」、群馬大学の山上徹也先生に「認知機能に対する理学療法の再考」を依頼させて頂きました。理学療法士は、運動療法と物理療法の専門家です。本講演で疾患および機能を再考し、新たな研究の視点や臨床での理学療法の発展に繋げて頂ければと考えています。
教育講演では、理学療法研究の原点を再考するとの思いから「理学療法研究のすゝめ-症例報告編-」を企画致しました。症例報告はすべての研究の入り口です。自身の臨床を振り返り、幅広い対象者の理学療法に適応させるためにも、症例報告の意義と手続きを学んで頂きたいと考えています。
ランチタイムセミナーでは、「がん理学療法を再考する」と「高齢化社会における理学療法」を企画しました。通常のランチョンセミナーとは異なり、専門性の高い演者と座長が座談会形式にて会を進行することで、活発な意見交換をご覧頂ける予定です。
シンポジウムは、「下肢関節疾患の再考」と「理学療法の再考」を企画しました。下肢関節疾患の再考は、理学療法士の必須知識であるバイオメカニクスを学ぶ機会を提供します。また、知識だけでなく、臨床に活かす知恵の提案も頂けると思います。理学療法の再考では、分化学会から一般社団法人に生まれ変わった全12学会の役員により、これまでの学会や理学療法を再考し、これからの進むべき道を示して頂きたいと考えています。
最後に、一般演題は81演題がエントリーされました。過去同様に、優れた演題に対しては優秀演題セッション・YIAセッション・Case Report Awardセッションを用意しています。各演題や講演に対してはWeb形式らしい意見交換の方法を提案する予定です。是非、新型コロナウイルス感染症でWeb形式になった学会ではなく、新型コロナウイルス感染症のおかげで新しい学会の形が創造された学会にしていきましょう。

理学療法福岡35特別号一般公開用.pdf

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